令和8年度5月例会報告

今年度の研究部は、古典に親しむシリーズからスタートです。
古典のひとつ、霊枢の「邪気蔵腑病形篇」。
表題通り、邪気がどのように蔵腑に入り、病態変化を起こすか。それに対してどのような脈になり鍼を行うべきか手法が記されています。
今回は大井先生に、難経や九鍼十二原など他の書物も交えて解説をしていただきました。
まだまだ初学者から抜けきれない身としては、四診をする際に目の前の主訴全てを拾い、短絡的に考えがちです。病態変化を知る事で、的を絞り、次にどう診ていけばいいのかの指針に繋がっていけると思いました。
では、どの順番で患者の状態を診て判断し、治療していけばいいのか。
午後の実技では、指南書を元に実際に行ってみました。どう診るのかは知ってはいても、病理考察となると難しく、迷いが出ます。
臨床経験豊富な先生方に、現場での臨床をふまえた病理考察の仕方を教えていただけました。
忘れないうちに、翌日から意識していこうと思います。(古典も読まなければ…)
今回の実技は総論でしたが、来月からは臨床での診方(四診)をひとつひとつ深掘りされます。
自分の診方が合っているのかの確認もできるので、今年度も楽しみです。
